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現代医学も当然ホリスティックという大きなジャンルの中のひとつの医学であると言えます。しかし、それは科学を基礎においた西洋医学的な概念が根底にあります。そのためすべての物事を科学的な判断で考えてしまいがちなのです。科学が優先されて、科学的な価値感が正しいと認知されている以上、非科学的な事柄や現代の科学で理解出来ない事象に対しては、当然ながら懐疑的な目で見てしまう風潮があります。
残念ながら治療を行う医師の大多数は、病気の表面的な原因のみを追求したり、病名を診断することに熱心になりすぎて、患者さん自身をホリスティックな考えで捉えることができないようです。患者さんの病気の本質的な原因が把握できないために、眼に見える病気の箇所だけに対処療法を行って患者さん自身の自然治癒カを無視してしまったり、あるいは軽視してしまい、患者さんの体に大きな負担をかける手術や化学療法、放射線療法などを行ってしまいます。
その結果、かえって病状の悪化を招くことがあります。一方、治療を受ける患者さん自身も、自分の病気を他人事のように無関心にただ漠然と医師に委ねてしまい、病気の原因となった心や体、生活習慣の歪みを正そうとはしないでいたり、あるいは自分勝手に薬を服用したりすることがあります。あまり医師を本心からは信頼していないのにも関わらず、全ての病気は医師が治せるものと錯覚しているように見受けられます。
その結果、もし病気が治らなければさらに病気を治せなかった医師や現代医療に不信の念を抱いてしまうことになります。患者さん自身が「自ら癒す」ことを自覚して誰が主体性を持って自分の病気に対処するべきなのかを考えることが大切です。そのためには最善の治療法を自分自身で選択し、あるいは協力してくれる医師などの治療者を自分自身で探す努力が必要なのです。

現代医学の大きな問題点のひとつに、治療を受ける患者さん側に治療を選ぶ選択権がなく、治療を行う医師を代表とする治療者側が一方的に治療内容を決めてしまうことがあります。ガンのような病気の場合には告知の問題にも関係しますが、患者さんにとって治療者側から十分に病状の説明を受け、その説明に対して十分に納得した上でホリスティック医学を含めた最良と考えられる治療法を自分自身で選択し、最善の可能性を求めて努力すれば新たな希望が展開していくと思われます。ガンを治すのは、医師ではなく、患者さん自身なのです。
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