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ガンは、どの部位に発生するかによって、それぞれ特徴があります。
ガンが発生する原因も違ってきますし、そうなると当然、予防法も違っ
てくるわけです。種類別にその特徴を挙げましょう。
胃ガン
ガンといえば胃ガンといわれるほど、かつてはガンの中でも一番多いものでした。
それは日本人の食生活と大きな関係があったものと思われます。かつて、日本が現在
より貧しかったころは、ご飯に漬物、味噌汁、梅干、焼き魚といったものが、代表的
な食べ物でした。どれも、塩辛いものばかりです。つまり、塩分の摂り過ぎは、胃ガ
ンの発生率を高めるといっていいでしょう。
塩は、胃の表面にある粘液を溶かして、胃の抵抗力を弱めます。粘液は、胃壁を守
ってくれているのですが、塩で洗い流された胃壁は、食べ物の刺激が強く働いてしま
うのです。はじめは粘膜のただれ程度でも、やがて深い層まで影響が及んでしまいます。胃ガンの原因に、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が大きく占めていることが最近の研究で分かってきました。そしてピロリ菌感染者は、胃ガン以外にも慢性胃炎や胃潰瘍になる患者さんがかなり多いということです。
胃ガンの予防には緑黄食野菜を多めに食べるといいのです。東北地方は、塩分を多めに摂取する食習慣がありますが、岩手県は胃ガンが少なく、秋田県は胃ガンが多いという研究データがありました。ある研究者が原因を調べたところ、岩手県の人々は、緑黄色野菜を多めに食べていたのですが、秋田県の人たちは、あまり食べていなかったということです。緑黄食野菜にはビタミンCが多量に含まれています。ビタミンCには、ガンの抑制効果があります。ただし、鮮度が落ちた生野菜は、ビタミンCは破壊されているので、ガンの予防にはあまり役立ちません。
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