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(02)
ガンにかかりやすい生活習慣と
その対策

■  有害化学物質が身の回りにいっぱいある

 人類は、現在自然界に存在しない化学物質をおよそ10万種類もこの世に生み出し使っています。毒性が判明しているものは、わずか400〜500種類しかありません。その中には身体に有害な物質も多く、発ガン性がある物質も少なくありません。
 まず、私たちが何気なく吸っている空気中にも発ガン物質が含まれているのです。自動車から排出される排気ガス、とりわけNOxは、活性酸素を生成させ、遺伝子を傷つけます。また、ゴミ焼却場から出されるダイオキシンも一時話題になりましたが、WHO(世界保健機関)が「最も危険な物質」に指定しており、怖い発ガン物質の一つです。
 
 

 いつも口にしている食べ物にも、発ガン物質は含まれています。さらにそれ自体は発ガン性のない物質が、体内で変化して発ガン物質になることがあります。
 例えば、ハムやソーセージに使われている添加物で、発色効果を上げる亜硝酸ナトリウムです。これは魚介類に含まれているアミン類と結合すると、発ガン物質であるニトロソアミンが生成されるのです。野菜に含まれる硝酸塩は、口や胃や腸の中にいる細菌によって容易に亜硝酸塩に変化します。これとタンパク質からつくられるアミン類と結びついて、やはり発ガン物質であるニトロソアミンを生成させるのです。
 

 生鮮食品に漂白剤が使われたり、着色料が使われたりしていますが、この合成添加物の多くは有害化学物質で中には発ガン物質があるとみていいでしょう。市販されている塩化ビニール製のラップを燃やすとダイオキシンが発生します。塩素を含む化学物質のゴミを燃やすと容易にダイオキシンは生成されるのです。ポリカーボネート製食器からビスフエノールAが食べ物に溶け出し、給食の食器で問題になっています。これらは「内分泌撹乱物質」すなわち環境ホルモンと呼ばれています。
 
 魚介類からは水銀や船底の塗料に使われる有機スズが、合成洗剤やプラスチックからは水銀、鉛、ノニルフエノールが検出されています。食器や鍋などの調理器具、香料からはアルミニウムが検出され、アルツハイマー型痴呆症との関連が指摘されています。
 

 こうしてみると、私たちが口にしている食べ物のほとんどに有害化学物質環境ホルモン、さらには発ガン物質も含まれているような気がしてなりません。人類は、豊かさ、便利さを追い求め、手に入れてきましたが、健康や命を危険にさらすという愚挙を犯してきたのです。

 身の回りにある化学物質に発ガン性があるという結論にいたったのは、特定の化学物質と長期間接触している特殊な職業に就いている人々にガンが発生する確率が高いということからでした。今から200年以上も前、イギリスで「煙突の掃除夫は、陰嚢ガンにかかるケースが多く、作業中に、煙突のすすが付着するからだ」という報告がありました。当時は、学会でも無視されましたが、その150年後に、すすに含まれる「カーボンブラック」が有力な発ガン性物質であることが判明したのです。
 

 十九世紀になって、パラフィンやコールタールを扱う工場の労働者たちに皮膚ガンの発生率が高いことも判明しました。そのほか、化学物質に通常より接触する機会が多い人たちに、ガンにかかる確率が高いという事例は多くあります。アメリカのコンピューター製造工場では、働く女性たちがおよそ600種類もの化学薬品にさらされていましたが、同年代の女性に比べて、明らかに子宮ガンの発症率が高かったのです。
 
◆  対策
 
調理済みの食品には、添加物が多いことが多いので、できるだけ新鮮な素材で、料理をすることです。色が鮮やかすぎる野菜などは、疑ってかかったほうがいいでしょう。また、食材もできるだけ句のものが安全です。環境ホルモンといわれる化学物質が身の回りにたくさん存在しますが、できるだけ使用しないようにすることです。 

 私たち日本人は、1日に平均して合成添加物を約11g摂取していると言われています。一年で約3〜4kgも人体に不必要で有害な化学物質を知らず知らずに体内に摂り入れているのです。現代は健康的な食品を食べることが困難な時代なのです。
 

遺伝毒性(DNA損傷性、変異原性、染色体異常)が認められる
食品添加物
-主として同志社大学化学研究室の試験による-
表示名 品目名 使用食品
発色剤 亜硝酸ナトリウム ハム、ソーセージ、ベーコン、魚肉ハム、魚肉ソーセージ、いくら、すじこ
発酵調整剤 硝酸ナトリウム チーズ
合成保存料 安息香酸ナトリウム 清涼飲料水、しょう油
パラオキシン安息香酸 たまりじょう油、白じょう油、オリーブ
エチル チェリーシロップ
ソルビン酸カリウム 魚肉練製品、いか・たこのくん製、つけもの、ジャム
殺菌剤 過酸化水素 かまぼこ、ちくわ、ゆでめん、かずのこ
酸化防止剤 BHA バーム油
BHT 煮汁、油菓子、チューインガム、バター
エリソルビン酸ナトリウム シロップ、ハム、ソーセージ、ハンバーグ、塩干物、たらこ加工品、つけもの
没食子酸プロピル バター、マーガリン
漂白剤、
酸化防止剤、
合成保存料、
合成殺菌剤
(使用される目的によって表示が異なる)
メタ重亜硫酸カリウム かんぴょう、ほしあんず、ほしもも、ほしパイナップル、ワイン、甘納豆、煮豆、ワインビネガー、ごく一部のジャム
次亜塩素酸ナトリウム 柿・チェリーの加工品、ココナッツロング、白みそ、甘納豆(白うずら)、珍味、一夜漬、朝鮮漬
合成着色料 赤色2号
赤色3号
赤色104号
赤色105号

赤色106号

水溶性アナトー
菓子、清涼飲料水、洋酒、冷菓など、チェリー祝儀用紅砂糖
かまぼこ、ソーセージ、和洋菓子
魚肉練製品、菓子、つけもの、珍味、ハンバーグ
魚肉練製品、菓子、つけもの、珍味、鯨ベーコン、小梅漬、桜えび
腸づめソーセージ、和菓子、
金山寺みそ





(保存料)
(品質改良剤)
(溶剤)
プロピレングリコール 生ラーメン、生うどん、生そば、ぎょうざ、しゅうまい、ワンタンの皮、食品添加物の溶剤
(保存料) OPP 輸入レモン、グレープフルーツ、オレンジ
(防カビ剤) TBZ 輸入レモン、グレープフルーツ、オレンジ、バナナ
(品質改良剤) 臭素酸カリウム パン、魚肉練製品
合成甘味料 サッカリンナトリウムグリチルリチン酸3ナトリウム 低カロリー甘味料みそ、しょう油
 
 




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(01) なぜガンになってしまうのか?〜原因を知らずして対策はない〜
(02) ガンにかかりやすい生活環境とその対策
(03) ガンの種類別の原因と予防法
(04) ガンは遺伝するか
(05) 高齢になるとガンにかかりやすくなる!?
(06) ガンにかかりやすい性格ってあるの?
(07) ガンを治すのは本当に医師なのか 
(08) 知れば知るほど恐ろしい“現代医学の問題点”
(09) ガン告知は必要か 
(10) その手術は本当に必要なのか
(11) 抗ガン剤を投与することの恐ろしさ
(12) 放射線治療の効果はどこまであるのか
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(14) “希望”を持つだけでガンが治るこの事実
(15) 驚異の気功療法
(16) 危ない水道水 〜水を選ぶことが治療につながる〜
(17) “ガンの発生要因の35%が食事から”というこの衝撃の事実
(18) 機能性食品(健康食品)は使い方によっては効果絶大
(19) 総合機能性食品(健康食品)戦略で“希望”を取り戻した症例
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