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■ 食事も摂り方でガンにかかりやすくなる
食べ物と健康に密接な関係があるのは、よく知られていることです。実はガンも食事によって大きな影響を受けているのです。
イギリスのドル博士らによる疫学的調査では、「ガンの原因のうち35%は食事にある」と発表しています。
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ヒトの発ガン因子の表 | |
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| | 発ガン因子 | 発ガンに対する割合 | | |
| 最良見積値 | 見積幅 |
| | 食物・栄養 | 35 | 10〜70 | | |
| | タバコ | 30 | 25〜40 | | |
| | 職業 | 4 | 2〜8 | | |
| | 工業生産物 | <1 | <1〜2 | | |
| | 食品添加物 | <1 | -5〜2 | | |
| | 医薬品・医療 | 1 | 0.5〜3 | | |
| | 環境汚染 | 2 | <1〜5 | | |
| | アルコール | 3 | 2〜4 | |
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| | 物理学的因子
(日光・放射線) | 3 | 2〜4 | |
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| | 生殖および性習慣 | 1 | 1〜13 | |
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| | 感染 | 10? | 1〜? | |
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| | 不明 | ? | ? | |
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また、アメリカ上院の栄養特別問題委員会では2年間に亘って食事と健康の関係について調査し、その報告書には「ガンの原因の90%は食事や身体に入る化学物質である」と明記してあります。
こんなデータもあります。日本においてガンが死因の第一位に躍り出たのが昭和56年。その当時は胃ガンが
ガンの中でもトップでした。
日本人の食生活の特徴である、米を多食し塩分を多めに摂るという点が、胃ガンを多くしていました。
ところが日本人の食生活が変化し、肉食が増えて、欧米スタイルの食生活が普及すると乳ガンや大腸ガンが増えてきたのです。
動物性脂肪の摂りすぎはガンを誘発するといわれています。また、食べ過ぎもガンの原因になるといわれています。エサを自由に与えて満腹にしたネズミとエサを6割に抑えたネズミに発ガン物質を投与して、比較したところ、エサを自由に食べられていつも満腹だったネズミのほうが発ガン率が高かったという実験結果もあるのです。
腹八分目と昔からいわれるように、食べ過ぎは健康によくないようです。栄養のバランスが大事だとはよくいわれます。とくに野菜類が不足していると、ガンにかかりやすくなります。ビタミンやミネラル、食物繊推の不足が問題になるのです。
さらに、栄養の偏りは、こんな側面もあるのです。食べ物の中には、さまざまな発ガン物質があります。少量なら問題ないのですが、毎日食べるなど偏りがあると、その発ガン物質が蓄積されガンを引き起こす原因になるのです。
食事の時間も 重要な要素です。多忙を極めるサラリーマンなどは、食事にかける時間が不十分というケースも多いのですが、これでは身体に負担をかけます。
◆ 対策
バランスのとれた食事をこころがけ、
新鮮な野菜を多めに摂り、動物性脂肪を控えることです。
そして食べ過ぎないことです。
「癌」という字は山頂で岩石がゴロゴロと硬く積み重なっている状態をあらわし、病気であるので「
」(やまいだれ)をつけたのですが、「好きな食品を山ほど食べることからくる病」というようにも解釈できそうです。
ほかに食事で気をつけなければならないのは、 |
塩分の摂り過ぎ、
焦げた部分は食べない、
熱い食べ物は冷ましてから食べる、
カビが生えたものを食べない |
…といった点が挙げられます。
食事にかける時間も、30分はかけたいものです。仲間と歓談しながらなど、ゆったりした気分で食べましょう。消化は口の中ですませる気持ちでしっかり噛んで飲みこみます。食後はできればソファーなどで寝そべって、胃の消化を助けます。朝食を抜くなど、もってのほかです。食事時間を多目に摂り、できるだけ朝、昼の量を多く摂り、夜は軽めにするよう心がけましょう。
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