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機能性食品(健康食品)は 使い方によっては効果絶大
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A ガンのアポトーシスを(細胞の自殺)を促進させる
★ フコイダン
■ フコイダンとは
フコイダンは、昆布やモズク、ワカメ、ヒジキなどの茶褐色の種類の海藻、ウニの卵、ナマコなどの表面にあって、ヌルヌルした成分の中に存在する硫酸化多糖類のことで、海藻が潮の流れや衝撃で起きた傷の修復、ウイルスから守る、また周囲の微生物に食べられないように自分自身を守るためのガードの役割を果たしています。フコイダンは海藻にとっても必要不可欠なものなのです。フコースという糖と硫酸基が結合した硫酸化フコースと、ガラクトースやマンノース、キシロース、
ウロン酸などの糖が多数連結している高分子多糖類で食物繊維の一種です。
フコイダンは、1913年にスウェーデンの学者キリンによって発見されました。1980年頃から研究が盛んとなり、血液凝固抑制作用を始め抗腫瘍、抗ガン、血圧上昇抑制、抗アレルギー、免疫賦活作用などのあることが次々と明らかにされ、現在注目を浴びている物質です。生活習慣病やアレルギー疾患の増加とともに需要はたかまり、商品化されたものが次々と世に出るようになりました。
■ なぜ沖縄の人は長寿でガンが少ないのか
世界一の長寿国日本の中でも、最も長寿なのが沖縄県です。昔ながらの生活習慣を長く続けてきた世代である65歳の平均余命は、男女とも沖縄県がダントツでトップです。また平成14年のデータでは、日本人の死因のトップはガンですが、沖縄県のガンの死亡率は人口10万人あたり181人で、やはり全国平均の241人を大きく下回っています。
そして、沖縄県人が健康である原因としては食生活にあるという説が有力です。豚肉をよく食べる、豆腐をよく食べる、緑黄色野菜をよく食べる、白砂糖でなく黒砂糖をよく使う、ということなどがあげられますが、海藻をよく食べるということも大きな要因であることもわかっています。沖縄の人は様々な海藻を常食していますが、その海藻でもっとも身体によいとされているのが、ヌルヌル成分のフコイダンなのです。
■ フコイダンの効能
フコイダンは、本質的には、弱った防御機能を回復し、それによって免疫力を活性化させ、あるいは過剰な免疫反応を抑制します。また体内のさまざまな酵素をも活性化させます。このように、人間が本来もっている自然治癒力を正常化することによって、体内の色々な不具合を改善するものです。つまり、体自身の恒常性を維持するホメオスタシスの一つと考えられ、きわめて重要な効能をもつものと言えます。
■ フコイダン驚異のパワー
フコイダンは、ガン細胞を自滅させるという、いわゆる「アポトーシス作用」を起こします。アポトーシスとは、「細胞が自らを死なせてしまう」メカニズムのことで、生物のすべての細胞は、このアポトーシスのスイッチを持っています。生物のほとんどの細胞にはある環境のもとで「自滅するように指令する遺伝子」が組み込まれており、この働きで細胞が自殺するのです。例えば、おたまじゃくしがカエルになるとき、尻尾がなくなるのもアポトーシスによるものです。
そして、60兆個あると言われている人間の細胞の一つ一つにも、このアポトーシスのプログラムが組み込まれており、古くなった細胞は自滅して新しい細胞と入れ替わっています。人間の細胞はこうして新陳代謝を繰り返して、生命を正常に維持しているのです。ところが、時に遺伝子が障害してアポトーシスが起こらない細胞が出てきたりします。その死を忘れた異常細胞は、やがて全体の生命システムの掟を無視して増殖し転移を繰り返していくのです。これがガン細胞の正体です。
フコイダン成分には、このガン細胞に直接働きかけてアポトーシスへ導く、しかも、周囲の正常細胞を傷つけることなく、ガン細胞だけを狙い撃ちしてくれるという願ってもない性質をもつことがわかっているのです。
■ 学会での衝撃的な発表
このフコイダンのアポトーシスについては、1996年に開かれた第55回日本癌学会において、画期的な「フコイダンの抗ガン作用の研究報告」発表がありました。フコイダンという糖の存在自体は90年以上も前に発見されていましたが、その構成が複雑で糖が絡みあっていたために、研究者たちはなかなかその仕組みを解明できませんでした。
しかし、近年の研究によってその構造が明らかにされたのです。研究は、結腸ガン細胞1万個を入れたシャーレ(培養皿)に、蒸留水1リットルに対してフコイダンを1グラム加えた溶液を作ります。もう一方にはフコイダンを添加してないシャーレを用意します。そして、24時間後と72時間後のガン細胞の数を調べました。フコイダンを添加したものは、24時間後にはガン細胞は半分になり、72時間後にはなんと、ほとんど消滅してしまったのです。
ちなみにフコイダンを入れなかった方は、72時間後には10倍の10万個に増殖していました。また、骨髄性白血病細胞、リンパ性白血病細胞、胃ガン細胞などでも同様の結果を得ました。さらにフコイダンは正常細胞に対してはアポトーシスが起こらず、ほとんど影響を与えないこと、そして、フコイダンの量が多いほどより多くガン細胞にアポトーシス誘導をおこさせることが判明しました。
また、マウスによる別の実験では、人間の大腸ガンの細胞を移植し、フコイダンを34週間投与したマウスとで比べた結果、投与しないマウスではガン細胞が11倍にも増殖したのに対して、投与したマウスはそれが3.5倍に抑えられました。
■ フコイダンが持つ強力なアポトーシススイッチ
身体に入ったフコイダンがガン細胞と接触すると、表面に飛び出ている自滅スイッチが押されます。すると、ガン細胞の核に信号が送られて、DNAが壊され、細胞が死滅します。これがフコイダンによるガン細胞への一次攻撃です。
さらに、フコイダンが自滅スイッチを押しても作動しないという事態が起こると、フコイダンはガン細胞に免疫系を介して攻撃を仕掛けます。フコイダンが、マクロファージやNK細胞などの免疫細胞を活性化させます。すると活性化した免疫細胞はガン細胞を攻撃してパーフォリンという物質でガン細胞に穴を開けます。それによってガン細胞が破壊されるのです。
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