|
■ アルカリイオン水(還元水)の効用
アルカリイオン水は、昭和40年に厚生省から家庭用医療物質生成器として認可されました。その効能効果としては、慢性下痢、消化不良、胃酸過多、胃腸内異常発酵に有効であり、水をアルカリイオン水に分解する過程で同時に生じる酸性水は、アストリンゼン作用として美容に効果があるとされています。
なぜアルカリイオン水の飲用で病気が治ったり、健康に効果があるのかについては、実際のところ十分には解明されておりません。しかし、30年以上も前から使用されていて、数多くの有効例が報告されており、また明らかな副作用は報告されていないことを考えてみますと、アルカリイオン水は安全でしかも効果のある水であると考えられます。
アルカリイオン水の具体的な有効性については、まず第1に水の分子集団(クラスター)が水道水よりも小さくて、体の細胞レベルでの水の吸収が良好であり、細胞レベルでの新陳代謝を活発にして、しかも身体の毒素や老廃物の体外への排出を速やかに行うという説明があります。次に、腸内細菌の働きを向上させる効果があるということです。陽内細菌の状態が悪いために異常発酵が起こり、硫化水素、アンモニア、インドール、スカトール、ニトロソアミンなどの化学物質が、腸内で発生することにより悪臭便の原因となります。
また、それが体内に吸収されて、肝臓障害や発ガンの原因になると言われています。アルカリイオン水の飲用は腸内細菌を健康な状態にして悪臭便を解消させ、さらに身体にとって不要な毒素を発生させないので健康に良いと説明がされているのです。
健康によい水の条件
 | | | | |
 |
| | | | | |
|
| | @ | : | 生命体に有害な物質が除去されている
| |
|
| |
A | : | ミネラルのバランスがとれている
| | |
| |
B | : | 弱アルカリ性である
(人間の体液は Ph7.35〜7.4
の弱アルカリ性であり、
生命活動は弱アルカリ性で活発化される)
| | |
| |
C | : | 水の硬度が高すぎない
| | |
| |
D | : | 酸素と炭酸ガスが適度に溶けている
| | |
| |
E | : | 水の分子集団(クラスター)が小さい水である
| | |
| | F | : | 活性酸素消去剤(SOD様物質)や抗酸化物質の働きを高める作用がある | | |
| | | | |
|
 | | | |
 |
最近では、体の中の酸化物質である活性酸素(フリーラジカル)が、老化や炎症、発ガンなど、ほとんどの病気に対する直接的原因であると考えられるようになってきました。酸化還元電位を測定することによって、アルカリイオン水には、この活性酸素を消去する働きがあり、病気が治癒するのだという説明もなされています。
平成9年6月12日付けの毎日新聞(朝刊)には、九州大学の白畑実隆教授の研究グループにより、試験管内でアルカリイオン水(還元水)が活性酸素を消去することが実験で初めて確かめられた、という記事が掲載されていました。アルカリイオン水を飲むことにより、実際に体の中でどのような変化が起こり、病気が良くなっていくのかは、まだ証明されていません。大事なことは、自分自身で病気を治すつもりで一生懸命アルカリイオン水を飲み続けることです。
しかし、製造メーカーによってアルカリイオン整水器の性能が異なりますので、もし水治療されるのなら、信頼できる専門家や水治療をしている先生のアドバイスを受けることが必要かと思われます。私のクリニックではアルカリイオン水を設置しており、患者さんに自由に飲んでもらっています。また糖尿病、肝臓病などの生活習慣病、アトビー性皮膚炎やガンなどの難治性疾患の治療や病気回復の目的に、患者さんにアルカリイオン水の飲用を勧めています。それは、人間の体を構成している物質の重量の60%が水分であると言われているからです。水が変われば体が変わります。体にいい水を飲みたいものだと思います。
体内の水分量(水分/体重)

|