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危ない水道水
〜水を選ぶことが治療につながる〜
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■ 身近な水道水が危ない
平成7年8月18日付けのサンケイ新聞の朝刊にこんな記事が掲載されていました。「水道水に発がん物質19道県に指導通知、厚生省は17日までに、昨年の水道の水質検査で、発がん性が指摘されているトリハロメタン濃度が水質基準を超えたり、基準値の70%を超える数値が検出された水道事業体を抱える北海道、神奈川、兵庫、沖縄など19道県に『市町村の水道事業体に水質基準の順守を徹底して指導する』よう通知した」これはほんの一例にすぎませんが、最近、テレビや新聞などのマスコミのおかげで、水道水に発ガン物質であるトリハロメタンが含まれていることが、知れわたるようになりました。
以前、私も水のことに関心を持つまでは、トリハロメタンについてまったく知りませんでした。ようやく世間の人々も水道水を生で飲むことは体に良くないことを知るようになり、安全な水を求めてミネラルウォーターや浄水器、アルカリイオン整水器が飛ぶように売れているようです。実際問題として、特に夏場では東京や大阪などの大都市の水道水は臭くて、とても生水でゴクゴク飲めるような状態ではありません。
かつて日本は山紫水明と言われていたように、日本中で、美味しくてしかも安全な水が飲めました。しかし、近代工業化に伴って河川は工場や家庭排水で汚染され、田舎でもゴルフ場や田畑に使用される農薬などにより汚染されています。日本の稲作面積は、世界のわずか1%だと言います。ところが、全世界で稲作用に使われる農薬の50%を日本が使用しているという驚くべき現実もあるのです。
それらの農薬は土壌を汚し、やがて河川に流れていきます。汚染が進めば河川に含まれる有機物質が増加し、それに伴い水中に含まれるフミン質も増加します。浄水場では、河川から取水して上水道に使用される際に殺菌消毒のために大量の塩素が使用されます。そのときにフミン質と塩素が結合して、発ガン物質であるトリハロメタンが発生するのです。
日本では厚生省がトリハロメタンの暫定許容基準値を100PPb(1PPbは水1000L中に1mg含まれる量)と定めていますが、WHOのガイドラインでは「10万人に1人が発ガンする値」で定められています。その値はトリハロメタンの一種であるクロロホ
ルムで30PPbとなります。そして、トリハロメタン以外にも毒性や変異原性のある塩素化合物が多く、トリハロメタンは水道水で検出される全有機塩素化合物(TOX)の約20%でしかなく、水道水をそのまま生で飲むのは体にとって危険なことなのです。
いずれにしても、私達の身近な水道水がかくも危険な状態であることに恐ろしくなります。
おいしい水の条件
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| | @ | : | 有害物質(細菌、化学物質)を含まない
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A | : | ミネラル分を適当に含む
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B | : | 硬度が適当である(硬度が高すぎる水は渋い味がし、
低すぎる水は味が平淡で無味に近い)
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C | : | 臭気がない
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D | : | 酸素や炭酸イオンを含む
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E | : | 弱アルカリ性である
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| | F | : | 10〜14℃ぐらいに温度を冷やす | | |
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またトリハロメタンが100PPbの濃度で含まれる水道水を一生飲み続けた人々の発ガンの確率は、じつに10万人あたり4人だとする神戸大学理学部の讃岐田訓先生の研究報告があります。これは、1年間に交通事故で死亡される方が10万人あたり10人ほどであると考えると、水道水による発ガンの可能性はその約半分にあたるわけです。
多くの人々が毎日普通に飲んでいる水道水にガンを発生させる危険性が、これほどまでにあるという事実を、私たちは認識する必要性があると思います。少なくとも水道水を生のまま飲用することは、健康のためには避けた方が賢明だと思われます。かといって飲み水や食事に毎日ミネラルウォーターを使用するのは、非常に高価になり経済的負担が大きいことも事実です。
ですから、自分自身や家族の健康を考えたら最低限でも浄水器を取り付けて、出来るだけ不純物を取り除いた水を飲用すべきでしょう。さらに病気治療や健康回復のためには、体によい水を飲むことが望ましいと考えられます。
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