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■ 手術でガンを全て取り除けるか
現代医学におけるガン治療のところでも説明しましたように、ガン治療においては外科治療が優先します。ある程度の早期のガンならば、手術で悪い箇所を取り除くことは、ベストではなくてもベターな方法かも知れません。
しかし、外科治療はあくまで局所療法です。手術を行う外科医が自分の眼で病巣を確認し周囲のリンパ節も一塊にして切除します。たとえば1cm3のガンの塊にはガン細胞が10億個存在します。目に早えないような0.1mm3のほんの小さな境でもガン細胞は
1000個存在するのです。病変として見える箇所は切除できるかも知れませんが、肉眼的に0.1mm3程度のほんの小さな塊も全て切除できるかどうか
不可能に近いと言えます。
つまり、早期ガン以外には常にガン細胞を取り残す危険性がありますし、仮に早期ガンであったとしても再発の危険性はゼロではないということです。 患者さんは、手術が終わって退院しても常に術後の再発が心配になるのと同じように、手術した外科医も再発が心配で、術後に抗ガン剤の投与をすすめます。もし手術でガンの病巣が100%切除できていれば、再発予防の薬として医師から勧められる抗ガン剤を飲む必要はまったくないはずです。
抗ガン剤は健康な人が安心のために、安全に飲める薬ではないのです。もし抗ガン剤を飲めば一生ガンに罹らないのであるならば、成人の人は健康食品と同じように予防薬として服用できるはずです。もしそうであるならば、医師が真っ先に進んで抗ガン剤を服用するはずですが、抗ガン剤を好んで服用する医師は皆無と言っていいでしょう。
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