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2.ガン細胞は常に生まれ続けている
人体では、一日に五千億個もの細胞が分裂を繰り返しています。分裂するというのは、自分と同じ細胞をコピーするわけですが、
それだけの膨大な数になってくれば、
中にはコピーミスも出てくるわけです。ガン細胞も、遺伝子が傷ついたときにコピーミスとして生まれた細胞の一つなのです。
正常な細胞なら、一定の大きさになれば、成長が 止まるような仕組みになっています。ところが、ガン細胞には、その仕組みが働かないのです。成長を抑制する因子が傷ついてしまっているのです。
そのため、無制限に大きくなろうとするのです。
人間は、四十歳を過ぎた頃には、誰にでも一日に3000個から5000個ものガン細胞が発生していると
いわれています。だからといって、すべての人間がガンにかかるわけではありません。
ガンの発生を防いでくれているのが、免疫です。免疫には、自己の正常な成分と自己以外の
異常な成分を、厳密に見分ける能力が備わっています。その識別能力こそが、ガンの発生を未然に防いでいるのです。
同じ環境の中で生活していながら、ガンにかかる人とかからない人が出てくる のは、この免疫力の差もあるのです。
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